MMAの寝技はポジションが全て。マウント、サイド、ガードの優劣を理解し、不利な体勢から脱出する方法を解説。
「寝技は何が起きているか分からない」と初心者は思いがちですが、実は打撃以上に論理的です。MMAの寝技は柔術とは違い、「打撃」が含まれるため、セオリーが異なります。
ポジションの序列(ヒエラルキー)
上に行くほど有利、下に行くほど不利
🔥 バックマウント(最強)
相手の背中についた状態。一方的に攻撃でき、チョークも狙える。絶望的有利。
🔥 マウントポジション
相手の上に馬乗りになった状態。パウンドを落としやすく、腕十字も狙える。
サイドポジション
相手の横についた状態。抑え込みは強いが、打撃の威力はマウントに劣る。
🛡️ ガードポジション
下になっているが、両足で相手を挟んでいる状態。攻めも守りもできる五分の形。
🤖 AIバイオメカニクス分析:制圧力の正体
ポジションキープの強さは「体重」ではなく「接触面積」と「摩擦係数」で決まります。
- 悪い抑え込み:「点」で押さえている(相手のブリッジ力が分散されない)
- 良い抑え込み:胸、腰、足の「面」で密着している(接触面積が広いほど、相手の脱出エネルギー消費量が40%アップする)
1. 下になった時の鉄則(エスケープ)
❌ やってはいけないこと
初心者はパニックになって相手をただ手で押そうとします(ベンチプレス状態)。
これは腕力を消耗するだけで、簡単に腕十字を取られます。
🦐 エビ(Hip Escape)
最も重要な動き。体を「く」の字に曲げ、腰を引いて相手とのスペースを作る。ガードに戻すための必須スキル。
🌉 ブリッジ(Bridge)
お尻を高く持ち上げ、相手のバランスを崩す。マウントを取られた時の返し技として有効。
2. パウンド(寝技での打撃)対策
👊 柔術との最大の違い
MMAでは寝ていても殴られます。じっとしているとレフェリーストップになります。
常に動き続け、相手に打撃を打たせないことが生存の条件です。
✅ 下からのディフェンス
① 相手の頭を引き寄せる(クリンチ)
距離を潰して殴らせない。両手で後頭部を抱え込む。
② 足で距離を取る(蹴り上げ)
相手を遠ざけて立つ。足で相手の腰を押す。
③ 手首をコントロールする
パウンドを打つ腕を掴む。両手首を制すれば殴られない。
3. ソロドリル(一人でできる練習)
🏋️ 寝技ムーブ練習
① エビ(前進・後退)
仰向けになり、足と肩を使ってマットを這うように移動する。10往復。
② ブリッジ(首ブリッジ)
仰向けからお尻を高く上げ、首と足で体を支える。20回。
③ 柔術立ち(テクニカルスタンドアップ)
寝た状態から、手をついて素早く立つ動作。10回。
④ ショルダーロール
肩を使ってマット上を回転する。バックを取られた時の脱出に使う。
4. AI分析でムーブをチェック
🦐 エビの動き解析
- ・腰が高く上がっているか
- ・足と肩の連動ができているか
- ・移動速度を測定
🌉 ブリッジの高さ
- ・お尻の高さを測定
- ・爆発力(立ち上がり速度)
- ・バランス維持能力
FAQ
Q
柔術とMMAの寝技は何が違う?
最大の違いは「打撃」の有無です。MMAでは下からでも殴られるため、柔術のように下から攻め続けることは危険です。エスケープして立つことが優先されます。
Q
ガードポジションは安全ですか?
柔術では比較的安全ですが、MMAではパウンドを受けるリスクがあります。ガードは「五分」の形で、できるだけ早くスイープ(返し)またはスタンドアップを狙うべきです。
Q
初心者でもAI分析は効果ありますか?
はい、ソロドリル(エビ、ブリッジ)のフォームをチェックできます。正しい動きを身につけることで、対人練習の効果が大幅に向上します。
まとめ
寝技はパズルと同じ
- 1. 上のポジションを取り続ける(トップキープ)
- 2. 下になったら即座にエスケープする
- 3. 常にパウンドを警戒する
- 4. 基本ムーブ(エビ・ブリッジ)を体得する
📅 最終更新: 2026年2月




