陸上競技のランニングフォームやスプリント技術をAIで分析できるアプリを徹底比較。無料で使えるものからプロ仕様まで、目的別におすすめを紹介します。
結論:陸上競技のフォーム分析アプリ、どれを選ぶべき?
結論から言うと、「AIによるフォーム分析と具体的な改善ドリル」を求めるならAIスポーツトレーナーが最適です。
その理由は3つ:
- スプリント・ランニングフォームをAI解析 - 膝の上がり、腕振り、接地パターンを可視化
- 改善ドリルを自動生成 - 課題に応じた練習メニューを提案
- 無料で始められる - スマホ1台でOK、練習場や競技場で手軽に使える
検証のポイント
今回は陸上競技のフォーム分析アプリ5本を、以下の5つの評価軸で徹底検証しました。
陸上競技フォーム分析アプリの選び方
① AI分析の精度をチェック!ランニングフォームの数値化ができるアプリがおすすめ
陸上競技のフォーム分析で重要なのは客観的なデータです。
- 骨格検出(ポーズ推定) - 膝・股関節・肩・足首の位置を自動トラッキング
- 接地パターンの分析 - フォアフット・ミッドフット・ヒールストライクの判定
- ストライド・ピッチの計測 - 歩幅と脚の回転数を数値化
- 腕振りの分析 - 腕の角度、振り幅を可視化
② 短距離と長距離で求める分析が違う
| 種目 | 重要な分析ポイント |
|---|---|
| 短距離(100m〜400m) | スタートダッシュ、膝の上がり、接地時間、ストライド長 |
| 中長距離(800m〜) | ランニングエコノミー、ピッチ、接地パターン、上下動 |
| フィールド種目 | 助走スピード、踏み切り角度、体の回転 |
③ センサー不要のアプリが手軽でおすすめ
専用のモーションセンサーや計測装置は高額です。スマホだけで使えるアプリで十分な精度が得られます。
④ 日本語対応は必須
陸上競技のアプリは海外製が多いですが、日本語対応のアプリを選ぶと使いやすさが格段に上がります。
⑤ 料金体系を確認
無料で試せるアプリを選び、実際に使ってみてから有料プランを検討しましょう。
料金比較
| アプリ名 | 無料プラン | 月額 | 年額 | 必要機器 |
|---|---|---|---|---|
| AIスポーツトレーナー | 無料版あり | ¥1,960 | ¥9,800 | スマホのみ |
| Ochy | 基本無料 | - | ¥7,800 | スマホのみ |
| RunForm AI | 基本無料 | $4.99 | $29.99 | スマホのみ |
| My Sprint | なし | ¥1,500 (買い切り) | - | スマホのみ |
| SPLYZA Motion | トライアルあり | - | 有料プランあり | スマホのみ |
なぜ「動画分析」が陸上競技上達に効果的なのか?
- 100mは10秒前後で終わる → コーチも全てを見切れない
- 接地時間は0.1〜0.2秒 → 自分では絶対に把握不能
- 「もっと膝を上げて」と言われても、実際の膝角度は測れない
- ランニングフォームの癖は、数値化しないと改善が難しい
科学的根拠
スポーツバイオメカニクスの研究では、ランニングフォームの視覚的フィードバックがパフォーマンス向上に有効であることが示されています。
- 自分の動きを客観視 - 「こう走っているつもり」と実際のズレを認識
- 接地パターンの確認 - ブレーキングフォースの有無を判定
- ストライドとピッチの最適化 - 個人に合った走法を発見
- 成長の記録 - タイムだけでなくフォームの変化を追跡
陸上競技フォーム分析アプリ比較表
| アプリ名 | 料金 | AI分析 | 改善ドリル | 練習記録 | 日本語 | コスパ | 総合 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| AIスポーツトレーナー | 無料〜 | 4.5 | 4.5 | 4.0 | 5.0 | 4.5 | 4.5 |
| Ochy | 無料〜 | 4.0 | 2.0 | 4.5 | 5.0 | 4.0 | 3.9 |
| RunForm AI | 無料〜 | 3.5 | 2.5 | 3.5 | 1.0 | 4.0 | 2.9 |
| My Sprint | ¥1,500 | 4.2 | 1.0 | 4.0 | 1.0 | 4.0 | 2.8 |
| SPLYZA Motion | 有料 | 4.5 | 1.0 | 4.5 | 5.0 | 3.0 | 3.6 |
各アプリ詳細レビュー
1. AIスポーツトレーナー(AI動画分析&ドリル提案)
陸上競技のランニング・スプリントフォームに対応したAI動画分析。膝の上がり、腕振り、接地パターン、体軸の傾きをAIが解析し、改善ドリルまで自動生成。
主な機能:
- 動画を送るだけでランニングフォームをAI解析
- フォームの良い点・改善点を具体的にアドバイス
- 課題別の改善ドリルを自動生成
- 練習記録・成長グラフ
- AIチャット相談 - 練習の悩みや技術的な質問にAIが回答
料金: 基本無料 / プレミアム機能は月額制
こんな人におすすめ:
- スプリントフォームを改善してタイムを縮めたい人
- ランニングフォームの癖を直したい人
- 日本語で使いたい人
2. Ochy
特徴:
- ランニング動画からAIがフォームを自動解析
- 骨格検出でピッチ・ストライド・接地時間・上下動を計測
- 日本発のランニング解析アプリ
- 簡単な撮影で詳細な数値データを取得
料金: 基本無料 / PRO年額¥7,800
メリット:
- 日本語完全対応
- ピッチ・ストライドの数値化が正確
- シンプルで使いやすいUI
デメリット:
- 改善ドリルの自動生成なし
- ランニングに特化(投擲などフィールド種目は非対応)
向いている人: ランニングフォームを数値で客観的に把握したい人
3. RunForm AI
特徴:
- AIを活用したランニングフォーム分析
- 接地パターン、膝の角度、腕振りを検出
- ケガ予防のためのフォーム提案
- フォームスコアで改善度を数値化
料金: 基本無料 / 月額$4.99 / 年額$29.99
メリット:
- ケガ予防の視点でのフォーム分析
- フォームスコアで客観的な評価
- 手頃な価格
デメリット:
- 英語のみ
- ランニング(長距離)に特化
向いている人: ケガ予防も含めたフォーム改善を求めるランナー
4. My Sprint
特徴:
- スプリント走(短距離)の力学的特性を分析するアプリ
- 力(Force)・速度(Velocity)・パワー(Power)のプロフィールを作成
- 科学的なトレーニング指標「F-Vプロフィール」を算出
- スマホのハイスピードカメラで撮影して解析
料金: ¥1,500 (買い切り)
メリット:
- 自分の走り(パワー型かスピード型か)を数値化できる
- タイム向上に必要な要素(筋力orスピード)が明確になる
- スポーツ科学に基づいた本格的な分析
デメリット:
- 英語のみ
- 撮影方法に厳密な規定がある(距離など)
向いている人: 100mのタイムを科学的に分析して縮めたい選手
5. SPLYZA Motion
特徴:
- 骨格推定技術で全身関節の動きを可視化
- 角度・速度・加速度を数値化
- 陸上だけでなく様々なスポーツに対応
- チーム共有機能あり
料金: トライアルあり / 有料プラン
メリット:
- 日本語対応
- 多種目対応の汎用的な分析ツール
- チームでのデータ共有に便利
デメリット:
- 料金がやや高め
- 改善ドリルの自動生成なし
向いている人: チームで動作分析を共有したい指導者
目的別おすすめアプリ
コスト比較:アプリ vs 陸上教室 vs パーソナルコーチ
| 方法 | 初期費用 | 月額費用 | 年間コスト |
|---|---|---|---|
| AIスポーツトレーナー | 0円 | 0円〜980円 | 0円〜11,760円 |
| 陸上教室 | 入会金5,000円〜 | 5,000〜10,000円 | 約7〜13万円 |
| パーソナルコーチ | 0円 | 月4回×8,000円 | 約38万円 |
| モーションキャプチャシステム | 数十万〜数百万円 | 0円 | 初期費用のみ |
陸上教室やコーチの指導はフォーム修正の出発点として重要ですが、練習のたびにフォームチェックするにはAIアプリが圧倒的にコスパが良いです。コーチの指導を受けた後、AIで自分のフォームを定期的にチェック→修正を繰り返すのがベストです。
活用シナリオ
シナリオ1:100mのタイムを縮めたい高校陸上部員
課題:100mのタイムが伸び悩んでいる。コーチからは「もっと膝を上げて」と言われるが、どの程度上がっているかわからない。
使い方:ダッシュを横から撮影 → AIで膝の角度・接地時間・ストライドを分析 → 改善ドリルを実践
効果:数値で改善度がわかるので、モチベーションも維持しやすい。
シナリオ2:マラソンのフォーム改善をしたい市民ランナー
課題:後半でバテてフォームが崩れる。ケガも多い。
使い方:ランニング中盤と後半のフォームを撮影 → AIで接地パターン・上下動・腕振りの変化を分析
効果:疲労時のフォーム崩れのパターンを把握し、効率的なフォームを身につける。
シナリオ3:かけっこで速くなりたい小学生
課題:運動会で速く走りたい。走り方の基本を知りたい。
使い方:保護者がスマホで走りを撮影 → AIで分析 → 「腕振りが小さい」「足が後ろに残りすぎ」と指摘 → 親子で改善ドリルを実践
効果:楽しみながらフォームの基本が身につく。
FAQ
まとめ
陸上競技のフォーム分析アプリは、AI解析&改善ドリル&日本語対応を求めるならAIスポーツトレーナーがベストです。数値データでフォームを客観的に把握し、練習の質を高めましょう。
📅 最終更新: 2026年2月 | 記事の内容は定期的に見直しています



