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ボクシング

ボクシングコンビネーション完全マニュアル|効果的なパンチの組み合わせ

2026.01.22
ボクシングコンビネーション完全マニュアル|効果的なパンチの組み合わせ

ボクシングの効果的なコンビネーション10選を解説。ワンツーから5連打まで、実戦で使えるパンチの組み合わせをAI動画分析で習得する方法を紹介。

📚 この記事で学べること
  • 試合で当たるコンビネーションの条件
  • 各コンビネーションの「意識すべきポイント」と「よくある間違い」
  • 「できている」の判断基準
  • 自分では気づけない問題点の見つけ方

コンビネーションの「種類」を知っているだけでは試合で当たりません。「なぜこの順番なのか」「何を意識すべきか」「どこで失敗しやすいか」を理解して初めて、使えるコンビネーションになります。

なぜコンビネーションは「当たらない」のか

「ワンツーを練習しているのに、スパーリングでは全然当たらない」——この悩みを持つ人は非常に多いです。

当たらないコンビネーションの3大原因

  1. 1. パンチ間に「間」ができている - 0.2秒の間があれば相手は反応できる。自分では気づかない微妙な間が命取り
  2. 2. 予備動作で読まれている - 肩が動く、体が沈むなど、パンチの前に「来る」とバレている
  3. 3. 単なる「順番」になっている - 1発目で相手の反応を見て、2発目を調整する「連動」がない

この記事では、各コンビネーションについて**「意識すべきポイント」「よくある間違い」「できているかの判断基準」**を詳しく解説します。

🔬 研究データ:なぜコンビネーションが効果的か

  • 反応時間の限界:人間の視覚反応時間は約200msだが、プロボクサーのパンチは200ms以下で到達。2発目以降は反応が追いつかない

  • キネティックチェーンの連続利用:研究では、連続パンチは足→腰→腕の力の流れを途切れなく使うことで、個別に打つより効率的にパワーを発揮できる。

  • 筋力トレーニングとの関係:MDPI掲載のスコーピングレビューでは、筋力トレーニングがパンチ力とスピードを向上させ、コンビネーションの質を高めることが確認。

参考: NIH PubMed Central, MDPI Sports, Frontiers in Sports

1. ワンツー(ジャブ→ストレート)

すべてのコンビネーションの基本。これができなければ他は意味がありません。

✅ 意識すべきポイント

  • ジャブを「置きに行く」のではなく「弾く」 - ジャブは戻すことが前提。伸ばしきったらすぐ戻す
  • ジャブを戻す反動でストレートを打つ - 前手が戻る力を使って、後ろ手を押し出す
  • 足は動かし続ける - 2発の間で足が止まると、パンチも止まる
  • ストレートは腰から - 腕だけで打つと威力が出ない。後ろ足の回転→腰の回転→パンチ

❌ よくある間違い

  • ジャブを完全に戻してからストレートを打つ - 「パン...パン」になる。相手に余裕を与える
  • ジャブで体が前に突っ込む - バランスが崩れ、ストレートに体重が乗らない
  • ストレートを打つ時にガードが下がる - 前手が顔の横を離れている
  • 2発とも同じタイミングで打つ - リズムが読まれる。ジャブは速く、ストレートはやや溜めるなど変化をつける

「できている」の判断基準

  • 音で判断:「パン・パン」ではなく「パパン」と聞こえる
  • バランスで判断:打ち終わった後、すぐに次の動作に移れる
  • 疲労で判断:腕だけが疲れるのは腕打ち。太ももや腰が疲れるのが正解

自分では確認が難しい点

  • ジャブとストレートの間に何秒の「間」があるか(0.1秒単位)
  • ストレートを打つ瞬間、ガードが何cm下がっているか
  • 体の軸がどれだけブレているか
  • 後ろ足の回転が十分か
→ これらはAI動画分析で数値化できます。自分の感覚と実際のフォームのズレを確認しましょう。

2. ワンツースリー(ジャブ→ストレート→左フック)

ワンツーにフックを追加した3連打。試合で最も使用頻度が高いコンビネーションです。

✅ 意識すべきポイント

  • ストレートで体が回転した「反動」でフックを打つ - わざわざ戻してから打たない
  • フックは「被せる」のではなく「払う」イメージ - 大振りになると当たらない
  • 3発目で終わりではない - フックの後すぐにガードを戻せる体勢を保つ
  • フックは相手の「側面」を狙う - 正面のガードを2発で固めさせて、横から打つ

❌ よくある間違い

  • フックが大振りになる - 肘が伸びると威力も当たる確率も下がる
  • ストレートとフックの間で体が止まる - 流れが途切れて読まれる
  • 3発とも同じ力で打つ - 1-2発目は当てる意識、3発目で決める意識
  • フックを打つ時に顎が上がる - カウンターをもらいやすくなる

「できている」の判断基準

  • リズムで判断:「タン・タン・タン」ではなく「タタタン」(3発目にアクセント)
  • 足で判断:3発打ち終わった時に、両足がしっかり地面についている
  • 視線で判断:3発の間、相手の顔から視線が外れていない

3. ボディコンビネーション

上下の揺さぶりで相手のガードを崩す高等技術。これができると攻撃の幅が格段に広がります。

上下上(ジャブ→左ボディ→左フック)

✅ 意識すべきポイント

  • ボディは「腕を下げる」のではなく「膝を曲げる」 - 姿勢を低くして打つ
  • ボディを打ったら、起き上がりながらフック - 足のバネを使う
  • ボディは肋骨の下(レバー)を狙う - 相手の右脇腹が急所
  • ボディを打つ瞬間も顔のガードは維持 - 右手は顔の横に残す

❌ よくある間違い

  • 腕だけ下げてボディを打つ - 威力が出ない上、顔が無防備になる
  • ボディを打つ時に頭が下がる - アッパーやヒザをもらう危険
  • 上と下で別々の動作になる - 一連の流れで打てていない

自分では確認が難しい点

  • ボディを打つ時に、頭がどれだけ下がっているか
  • 上下の切り替え時に、体の軸がブレていないか
  • ガードが空いている時間はどれくらいか

4. カウンターコンビネーション

相手のパンチを避けてから打ち返す。最も効果的だが、最も難しいコンビネーションです。

スウェーカウンター(スウェー→ストレート→左フック)

✅ 意識すべきポイント

  • スウェーは「後ろに倒れる」のではなく「腰を引く」 - 後ろに倒れるとカウンターが打てない
  • 体を戻す反動でストレート - スウェーで溜めた力を一気に放出
  • 相手のパンチが「伸びきった瞬間」を狙う - 早すぎても遅すぎてもダメ
  • スウェー中も視線は相手から外さない - 目を切ると次が見えない

❌ よくある間違い

  • スウェーが大きすぎる - 戻るのに時間がかかり、カウンターが間に合わない
  • スウェーしてから「改めて」打つ - 避けることと打つことが別動作になっている
  • 怖くて目をつぶる - 相手のパンチが見えないと避けられない

「できている」の判断基準

  • タイミングで判断:相手のパンチが空振りした瞬間、自分のパンチが当たっている
  • バランスで判断:スウェー後、すぐに元の構えに戻れている
  • 威力で判断:普通に打つより強い力が出ている(反動を使えている証拠)

5. コンビネーション練習の4ステップ

知識だけでは使えるようになりません。正しい順序で練習することが重要です。

Step 1

スロー練習

ゆっくり動きながら、各ポイントを意識。間違った動きを体に染み込ませないため
目安:各コンビネーション20回×3セット
Step 2

通常スピード

フォームを維持しながらスピードを上げる。崩れたらスローに戻る
目安:3分×3ラウンド
Step 3

サンドバッグ/ミット

実際に当てる感覚を養う。インパクトの瞬間に拳を握る
目安:3分×3ラウンド
Step 4

スパーリング

動く相手に対して、状況を見てコンビネーションを選択する
目安:2分×3ラウンド(軽め)

参考動画で「お手本」を確認する

文字だけの説明の限界

コンビネーションは「動き」なので、文字を読むだけでは完全に理解できません。
以下の手順で習得しましょう:

  1. 1. 動画でお手本を見る
  2. 2. 実際に体を動かして練習する
  3. 3. 自分のフォームを撮影してチェックする

おすすめの検索キーワード

YouTubeで以下のキーワードを検索すると、参考になる動画が見つかります:

ポイント:動画を見て真似するだけでは、自分が正しくできているか分かりません。
必ず自分のフォームを撮影し、お手本と比較するか、AI分析でチェックしましょう。


自分のコンビネーションをチェックする方法

方法1:スマホで撮影してスロー再生

自分のシャドーを撮影し、スロー再生で確認します。

チェックポイント:

  • パンチ間に「間」ができていないか
  • 体の軸がブレていないか
  • ガードが下がっていないか

限界:自分の目で見ても、微妙なズレは判断できないことが多い

方法2:AI動画分析を使う

AIスポーツトレーナーなら、撮影した動画を自動で分析し、問題点を数値で示します。

🔍 AIが分析する項目

パンチの連動性
  • • パンチ間の時間(0.1秒単位)
  • • 体の回転の連続性
  • • 足の動きとパンチのタイミング
フォームの安定性
  • • 体の軸のブレ(cm単位)
  • • ガードの位置と維持時間
  • • 打ち終わりのバランス
力の伝達
  • • 足→腰→肩→腕の連動
  • • 後ろ足の回転角度
  • • 腰の回転タイミング
改善ポイント
  • • 優先的に直すべき点
  • • 具体的な改善方法
  • • 練習メニューの提案

FAQ:ボクシングコンビネーション完全マニュアルに関するよくある質問

Q
コンビネーションは何種類覚えればいい?
まずは「ワンツー」「ワンツースリー」「上下上」の3つを完璧にしましょう。種類を増やすより、1つを深く習得する方が試合で使えます。
Q
練習では打てるのに、スパーリングでは出せません
「考えて打っている」状態です。反復練習が足りず、体に染み込んでいません。1つのコンビネーションを最低1000回は打ち込みましょう。また、軽めのスパーリングで「出す練習」をすることも重要です。
Q
自分のフォームが正しいか分かりません
これが最も多い悩みです。鏡で見ても、自分の感覚と実際の動きは違うことが多いです。スマホで撮影してスロー再生するか、AI動画分析を使って客観的にチェックしましょう。「自分では完璧だと思っていたのに、実は0.3秒の間ができていた」というケースは非常に多いです。

まとめ:「打てる」と「当たる」は違う

コンビネーションの「種類」を知っているだけでは、試合で当たりません。

当たるコンビネーションの条件

  1. 1. 間がない - パンチが途切れず流れている
  2. 2. 読まれない - 予備動作がなく、どこから来るか分からない
  3. 3. 連動している - 1発目の反動で2発目を打っている
  4. 4. ガードが維持されている - 打ちながらも守れている

これらを自分で確認するのは難しいですが、AI動画分析なら客観的に数値で示してくれます。

「なんとなく練習する」から「課題を明確にして練習する」へ。これが上達の近道です。

📅 最終更新: 2026年1月

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