【結論】効果的な回避は①スウェーで上体を反らす②ダッキングで膝を曲げて潜る③タイミングを読む。AI動画分析でディフェンス技術を向上させる方法を解説。
📚 この記事で学べること
- ✓スウェー・ダッキング・ウィービングの正しいやり方
- ✓各回避技術の使い分け(どのパンチに有効か)
- ✓よくある間違いと「できている」の判断基準
- ✓回避からカウンターにつなげる方法
「殴られずに勝つ」——これがディフェンス技術の究極目標です。スウェー、ダッキング、ウィービングをマスターすれば、相手のパンチを空振りさせてカウンターを狙えます。ガードで「受ける」より、回避で「外す」方がダメージがゼロで、反撃のチャンスも生まれます。
回避技術の全体像
回避技術と対応するパンチ
スウェー
上体を後ろに反らす
ジャブ・ストレートに有効
ダッキング
膝を曲げて潜る
フック・オーバーハンドに有効
ウィービング
U字に頭を動かす
連続パンチに有効
1. スウェー(スウェイバック)
スウェーとは、上体を後ろに反らして相手のパンチを空振りさせる技術です。ジャブやストレートなど直線系のパンチに有効です。
✅ スウェーのやり方
- 相手がジャブ/ストレートを打ってくるのを見る
- 膝を曲げて(膝だけ!頭から後ろに倒れない)
- 上体を後ろに反らす(10〜15cm程度で十分)
- 相手のパンチが空振りしたら、すぐに戻してカウンター
❌ よくある間違い
- 頭から後ろに倒れる - バランスが崩れてカウンターが打てない。膝で重心を下げる。
- 反りすぎる - 必要以上に反ると戻りが遅い。相手のパンチが届かない最小限の動きで。
- フックに対して使う - スウェーはフックには無効。ダッキングを使う。
- 目を閉じる - 相手が見えないと次のパンチが見えない。常に相手を見る。
「できている」の判断基準
- パンチで判断:スウェー直後にカウンターが打てている
- バランスで判断:スウェー中も足がしっかり床についている
- 視線で判断:スウェー中も相手の顔が見えている
- 動きで判断:相手のパンチが数cm前を通過している(ギリギリで避けている)
2. ダッキング
ダッキングとは、膝を曲げて頭を下げ、相手のパンチの下を潜る技術です。フックやオーバーハンドなど横から来るパンチに有効です。
✅ ダッキングのやり方
- 相手がフックを打ってくるのを見る
- 膝を曲げて頭を下げ、パンチの下を潜る(腰を曲げない!)
- ガードは維持したまま
- 起き上がりながらボディやアッパーを返す
❌ よくある間違い
- 腰を曲げて潜る - 背中が丸まり、バランスが悪くなる。膝を曲げて潜る。
- 真下に潜る - アッパーをもらう危険。斜め前か斜め横に潜る。
- 潜りっぱなし - 潜ったまま動かないと次のパンチをもらう。すぐに起き上がる。
- ガードを解く - 潜る時にガードが下がると危険。両手は顔の近くに。
「できている」の判断基準
- 膝で判断:潜る時に膝が曲がり、腰は真っ直ぐ
- 方向で判断:真下ではなく斜めに潜っている
- 連動で判断:起き上がりながらパンチが打てている
- 視線で判断:潜っている間も相手が見えている
自分では確認が難しい点
- 腰が曲がっていないか(膝だけで潜れているか)
- 潜る深さが適切か(深すぎても浅すぎてもダメ)
- 潜る方向が適切か(真下になっていないか)
- 戻りのスピードが十分か
→ AI動画分析で膝と腰の角度、潜る方向を確認できます
3. ウィービング
ウィービングとは、頭を「U」の字に動かして連続パンチを避ける技術です。ダッキングの連続版とも言えます。
✅ ウィービングのやり方
- 相手が左フック→右フック(または逆)を打ってくる
- 最初のフックをダッキングで避けながら反対側に移動
- 次のフックも同様に避けながら移動(U字を描く)
- 相手のパンチが止まったらカウンター
4. 回避からカウンターへ
回避の目的は「避けて終わり」ではなく、「避けて反撃」です。
スウェー → ストレート
相手のジャブをスウェーで避け、戻りながら右ストレートを打つ
ダッキング → アッパー
相手のフックをダッキングで潜り、起き上がりながらアッパーを打つ
ダッキング → ボディ
相手のフックを潜りながら、相手のボディにフックを打つ
ウィービング → フック
連続フックをウィービングで避け、最後に自分のフックをカウンターで返す
5. 練習ドリル
🥊 ドリル1:スリップバッグ練習
- ボールやマトを紐で吊るす(頭の高さ)
- 揺れてきたらスウェーまたはダッキングで避ける
- 避けた後すぐにシャドーでカウンターを打つ
- 3分×3ラウンド
🥊 ドリル2:パートナー練習(スウェー)
- パートナーに軽いジャブを打ってもらう
- スウェーでかわす
- すぐにストレートでカウンター(軽く)
- 10回×3セット(攻守交代)
🥊 ドリル3:パートナー練習(ダッキング)
- パートナーに軽い左フックを打ってもらう
- ダッキングで潜る(右斜め前へ)
- 起き上がりながらボディまたはアッパーでカウンター
- 10回×3セット(攻守交代)
6. 参考動画で「お手本」を確認する
ポイント:回避技術は「動き」なので、動画を見るだけでは習得できません。必ず自分の動きを撮影してAI分析でチェックしましょう。
FAQ:スウェー・ダッキングの避け方に関するよくある質問
Q
スウェーとダッキング、どちらを先に覚えるべき?
ダッキングを先に覚えることをおすすめします。ダッキングは膝を曲げる動きなので、バランスを崩しにくいです。スウェーは上体を反らすので、慣れないとバランスを崩しやすいです。
Q
実戦でタイミングが合いません
相手の「肩」を見ましょう。パンチは腕ではなく肩から始まります。相手の肩が動いた瞬間に回避動作を始めれば間に合います。また、相手のリズムを読んで予測することも重要です。
まとめ
回避技術は「殴られずに勝つ」ための必須スキルです。
回避技術の使い分け
- スウェー:ジャブ・ストレート(直線系)を上体を反らして避ける
- ダッキング:フック・オーバーハンド(横から来るパンチ)を潜って避ける
- ウィービング:連続パンチをU字に動いて避ける
大切なのは「避けて終わり」ではなく「避けて反撃」。回避からカウンターまでを一連の動きとして練習しましょう。
📅 最終更新: 2026年1月




