球速アップは家でも可能!特別な道具がなくても、下半身の強化と体幹の連動性を高める自宅トレーニングを毎日行えば、ピッチャーの球速は確実に上がります。厳選した5つの自重メニューを紹介。
- ✓下半身の柔軟性と筋力アップ:球速の原動力は下半身。股関節の可動域を広げ、深いステップに耐えるためのランジやスクワットが不可欠。
- ✓体幹による「割れ」の強化:下半身の力を上半身に伝えるための体幹(コア)トレーニングで、フォームの安定感と回転エネルギーを増大させる。
- ✓肩甲骨の可動域確保:腕をムチのようにしならせてテイクバックを深く取るため、肩甲骨周りのストレッチと柔軟体操を毎日行う。
- ①下半身強化:球速の60%は下半身が生み出す
- ②体幹の連動:腰→胸→肩→腕の順に力を伝える
- ③腕の振りを加速:しなりを生む肩甲骨の柔軟性
- ✓球速が出ない3つの原因と、自宅トレーニングで改善できる理由
- ✓道具不要の5つの自宅トレーニングメニュー(各10分以内)
- ✓中学生・高校生が安全に球速を上げるための注意点
「球速を上げたいけど、ジムに通う時間がない」「自宅でできるトレーニングを知りたい」——そんな投手のために、この記事では道具不要・自宅でできる球速アップトレーニングを5つ紹介します。
球速の原動力は腕の力ではありません。研究データによると、球速の約60%は下半身の力から生まれています。つまり、自宅での下半身トレーニングだけでも球速アップは可能なのです。
球速が出ない3つの原因
| 原因 | 症状 | 改善方法 |
|---|---|---|
| 下半身が弱い | 踏み込みが浅い、上体に頼る投げ方 | スプリットスクワット、ランジ系 |
| 体幹が使えていない | 腰の回転が遅い、体が開きやすい | 回旋系プランク、メディシンボール代替 |
| 腕のしなりが足りない | 手投げ、肩甲骨が固い | 肩甲骨ストレッチ、タオルスロー |
メニュー1:スプリットスクワット(下半身強化)
投球時の踏み込み動作を強化するトレーニングです。片足で体重を支える筋力がつきます。
やり方
- 前後に足を開く(ランジの姿勢)
- 後ろ膝が床に近づくまでゆっくり沈む
- 前足で力強く押し返して元に戻る
- 各足15回 × 3セット
ポイント:前膝がつま先より前に出ないように注意。投球側の足(右投げなら左足)を前にすると、より実戦的です。
メニュー2:回旋プランク(体幹の回転力)
腰の回転力がそのまま球速に直結します。通常のプランクに回旋動作を加えることで、投球に必要な回転力を鍛えます。
やり方
- 通常のプランク姿勢(腕立て伏せの上の状態)
- 片手を天井に向けて体を回旋する
- 元に戻して反対側も行う
- 左右交互に10回 × 3セット
ポイント:回旋する時に腰が落ちないように注意。「体幹でひねる」感覚を掴むのが重要です。
メニュー3:タオルスロー(腕の振り・しなり強化)
タオル1枚あれば、投球フォームと腕の振りを強化できるドリルです。
やり方
- フェイスタオルの端を片手で持つ
- 投球フォームでタオルを振る(実際にボールを投げるように)
- タオルが「パン!」と音がするように全力で振る
- 20回 × 3セット
ポイント:音が鳴らない場合は、腕のしなりが使えていないサインです。リリースの瞬間に手首を「ムチのように」振る意識を持ちましょう。
メニュー4:ヒップヒンジ(股関節の可動域拡大)
投球動作の「タメ」を作るために、股関節の柔軟性と可動域を広げるトレーニングです。
やり方
- 足を腰幅に開いて立つ
- 膝を軽く曲げ、お尻を後ろに突き出すように上体を前傾
- お尻から頭まで一直線を保つ
- ハムストリングスが伸びるのを感じたら元に戻る
- 15回 × 3セット
ポイント:「椅子に座る動作」をイメージするとやりやすい。背中が丸まると効果が半減します。
メニュー5:肩甲骨ウォール・スライド(肩の柔軟性)
肩甲骨の可動域が広がると、腕のしなりが大きくなり、リリースポイントが高くなります。
やり方
- 壁に背中をつけて立つ
- 両腕を「バンザイ」の形で壁につける(手の甲が壁に触れるように)
- 肘を90°に曲げながらゆっくり下ろす
- 再びゆっくり上げる
- 10回 × 3セット
ポイント:常に腕が壁から離れないようにする。離れてしまう場合は、肩甲骨周りの柔軟性が足りないサインです。
成長期の選手への注意
- 中学生以下は自重トレーニングのみにする(ウエイト不要)
- 痛みが出たら即中止して専門家に相談
- 投球数制限を守る(小学生50球/日、中学生70球/日が目安)
- 休養日を必ず設ける(週2日は投球しない日を作る)
週間トレーニングスケジュール(例)
| 曜日 | メニュー | 時間 |
|---|---|---|
| 月 | スプリットスクワット + ヒップヒンジ | 15分 |
| 火 | 回旋プランク + タオルスロー | 15分 |
| 水 | 肩甲骨ウォールスライド + ストレッチ | 10分 |
| 木 | スプリットスクワット + 回旋プランク | 15分 |
| 金 | タオルスロー + ヒップヒンジ | 15分 |
| 土日 | 休養 or 軽いストレッチのみ | - |
FAQ:自宅での球速アップトレーニングに関するよくある質問
どのくらいの期間で球速が上がりますか?
壁当てやボール投げは必要ですか?
フォームが正しいか自分で確認できますか?
まとめ:自宅で球速を上げる3つの鉄則
- 下半身を最優先で鍛える(球速の60%は下半身から生まれる)
- 体幹の回旋力を強化して、力を効率よく腕に伝える
- 肩甲骨の柔軟性を高めて、腕のしなりを最大化する
1日15分、週5日のトレーニングで球速は変わります。まずはスプリットスクワットとタオルスローから始めてみてください。
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📅 最終更新: 2026年2月 | 記事の内容は定期的に見直しています




