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バドミントン

バドミントンのスマッシュが浮く原因と直し方|角度をつける手首と打点のコツ

2026.02.16
バドミントンのスマッシュが浮く原因と直し方|角度をつける手首と打点のコツ

「スマッシュが沈まない」「カウンターされやすい」と悩む人へ。スマッシュが浮いてしまう3つの原因(打点、手首、体勢)と、鋭角に叩きつけるための改善練習法を解説。AI動画分析でインパクトの瞬間をチェックする方法も。

📌 この記事の結論

スマッシュが浮く最大の原因は、「打点が体より後ろになっている」「手首の回内(かいない)が使えていない」かのどちらかです。力任せに振るほどシャトルは浮きます。まずは「自分の最高打点よりも少し前」で捉える意識を持ち、腕の振りではなく手首のスナップで角度をつける感覚を掴みましょう。

スマッシュが決まらない…「浮く」とはどういう状態?

角度がない=相手のチャンスボール

「浮くスマッシュ」とは、ネットの上を通過する際の高さがあり、相手コートの奥まで伸びてしまうショットのこと。

これではスマッシュ(決定打)ではなく、ただの速いドライブです。相手にとっては腰の高さで処理できるため、簡単にレシーブされるどころか、強烈なカウンターを食らう原因になります。

理想のスマッシュ角度

  • ネットすれすれ: 白帯から10〜20cm以内を通す。
  • 足元へ: 相手の膝より下、できればつま先付近に着弾させる。

1. スマッシュが浮いてしまう3つの原因

なぜあなたのスマッシュは浮いてしまうのでしょうか?主な原因は以下の3つです。

① 打点が後ろすぎる(被りすぎ)

最も多い原因です。シャトルの落下点に入りきれず、体がのけぞった状態(あおった状態)で打つと、ラケット面が上を向いてしまい、物理的に下に打つことができません。

  • 改善: 常に「シャトルが自分の顔の前」にある位置まで素早く下がる。

② 肘(ひじ)が下がっている

インパクトの瞬間に肘が肩より下がっていると、高い打点で捉えられず、ネットを超すために無意識に上向きに打ってしまいます。

  • 改善: インパクト時は「耳の横」を腕が通過するように肘を高く保つ。

③ 手首の「回内」が不足している

バドミントンのスマッシュは「手首を折る(掌屈)」のではなく、「前腕を回転させる(回内)」動きで打ちます。ドアノブを回す動きです。これができないとラケット面がかぶさらず、シャトルを押すような打ち方になり浮いてしまいます。

スマッシュフォームのGood/Bad比較

チェック項目❌ よくある間違い (Bad)✅ 正しいフォーム (Good)
打点頭の真上、または後ろおでこの斜め前(見える位置)
スイング大振りで最後まで振り切ろうとするインパクトで止める(スナップ重視)
両足が揃ったまま打つ(手打ち)半身になり、利き足から体重移動する

2. 角度をつけるための修正ドリル

① ネット前での「叩き」練習

ネット前から下がりません。ネットより高い位置でシャトルを捉え、手首だけで真下に叩きつけます。

  • 目的: 「上から下へ」叩く感覚を掴む。
  • 注意: 大振り禁止。手首の返しだけで打ちます。

② 膝立ちスマッシュ

床に膝をついた状態でスマッシュを打ちます。下半身が使えないため、上半身のひねりと手首の使い方が強制されます。

  • 目的: 手打ちの改善と、打点を前にする意識づけ(後ろだと打てないため)。

③ 「被(かぶ)り」ノック

あえてパートナーに自分の後ろへロブを上げてもらい、それを後ろに下がりながらスマッシュします。

  • 目的: 素早く下がって、自分の前で捉えるフットワークの強化。

3. 道具や環境の見直し

技術以外にも原因があるかもしれません。

  • ガットのテンション: 高すぎるとシャトル離れが早く、コントロールが難しくなります。浮く場合は少し(1〜2ポンド)下げて「球持ち」を良くするのも手です。
  • グリップ: 太すぎると手首が回りにくくなります。細めに巻くことで回内運動がしやすくなります。

4. AI動画分析で「インパクトの瞬間」を見る

自分のスマッシュがどこで当たっているか、肉眼で確認するのは不可能です。 AIフォーム分析アプリを使えば、スローモーションでインパクトの瞬間を確認できます。

  1. 打点の位置: 体より前にあるか?
  2. ラケット面の角度: インパクト時に面が下を向いているか?
  3. 肘の高さ: 最大限に伸びているか?

これらを可視化することで、「感覚」と「現実」のズレを修正できます。


よくある質問(FAQ)

Q
身長が低くても角度のあるスマッシュは打てますか?
打てます。身長が低くても、打点をできるだけ前にし、ジャンプを取り入れることで角度はつきます。また、角度だけでなく「コース(サイドライン際)」を狙うことで、決定力は十分に高まります。
Q
力を抜いたほうがいいと言われますが、本当ですか?
本当です。最初から力んでいると手首が固まり、スナップが効きません。「構え〜スイング」までは脱力し、インパクトの瞬間だけ「ギュッ」とグリップを握り込むのが、鋭いスマッシュのコツです。
Q
ネットにかかるのが怖くて打ち込めません。
練習ではネットにかけても構いません。ネットにかかるということは「角度がついている証拠」です。そこから徐々に高さを修正していく方が、浮いた球を打ち続けるより遥かに上達が早いです。

まとめ:角度があれば、遅くても決まる

  1. **打点は常に「斜め前」**をキープする。
  2. 手首の回内を使ってラケット面を被せる。
  3. 力まず、スナップで鋭角に落とす。

「速さ」よりも「角度」です。相手の足元に突き刺さるスマッシュを目指して、練習に取り組んでみてください。

📅 最終更新: 2026年2月 | 記事の内容は定期的に見直しています

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