パーリングは相手のパンチを手で外側に払う防御テクニック。払うと同時にカウンターを狙う。視線は相手の目から離さない。
パーリングとは
パーリング(Parrying)とは、相手のパンチを手で外側に払う防御テクニックです。
パーリングとブロックの違い
| パーリング | ブロック | |
|---|---|---|
| 動作 | パンチを払う(軌道を変える) | パンチを受ける(衝撃を吸収) |
| ダメージ | ゼロ | 多少あり |
| カウンターチャンス | 生まれる | 少ない |
| タイミング | シビア | 余裕がある |
パーリングの種類と打ち方
1. 右パーリング(前手で払う)
相手のジャブを前手で外側に払う技術。最も基本的で使用頻度が高い。
手順(オーソドックスの場合):
- 相手のジャブのモーションを見る
- 左手(前手)を相手のパンチに合わせて出す
- 手のひら(または掌底)で相手のグローブを外側に払う
- 払った瞬間に右ストレートを打つ
2. 左パーリング(後ろ手で払う)
相手のストレートを後ろ手で外側に払う技術。
手順(オーソドックスの場合):
- 相手のストレートのモーションを見る
- 右手(後ろ手)で相手のパンチを外側に払う
- 払った瞬間に左フックまたは左ボディを打つ
注意:後ろ手で払うと自分のガードが開くため、払った後すぐに戻す
パーリングからカウンターの連携
| 相手のパンチ | パーリング | カウンター |
|---|---|---|
| ジャブ | 左手で外側に払う | 右ストレート |
| ジャブ | 左手で下に払う | 左フック or 左アッパー |
| ストレート | 右手で外側に払う | 左フック or 左ボディ |
よくある間違いと修正
| 間違い | 修正法 |
|---|---|
| 大きく払いすぎる | パンチが外れる程度の小さな動きで十分 |
| 叩くように払う | はじく・そらす程度の軽い力で |
| パンチを追いかける | 相手のパンチが来てから払う |
| 払った後カウンターを打たない | パーリングからカウンターをセットで練習 |
できているの判断基準
- タイミングで判断:相手のパンチと同時に払えている
- 動きで判断:払う手の動きが10-15cm以内
- 相手で判断:払った後、相手の体が外側に流れている
- 連携で判断:パーリングからカウンターが1つの流れ
パーリング練習ドリル
ドリル1:パートナー練習
- パートナーがゆっくりジャブを打つ
- ジャブを左手で払う、右ストレートを返す
- 最初はゆっくり、徐々にスピードを上げる
- 左右各20回×3セット実施
ドリル2:シャドーボクシング
- 鏡の前でシャドーボクシング
- 想像上のジャブをパーリング、カウンター
- パーリングとカウンターを必ずセットにする
- 3分×3ラウンド実施
FAQ:ボクシングパーリングのやり方に関するよくある質問
Q: パーリングとブロック、どちらを使うべき?
状況によります。余裕がある時はパーリング(カウンターチャンスが生まれる)、余裕がない時はブロック(確実に防げる)。
Q: フックやアッパーもパーリングできる?
基本的にパーリングはストレート系のパンチ(ジャブ/ストレート)に有効です。フックやアッパーはブロックやヘッドムーブメントで対応します。
Q: パーリングのタイミングが合いません
相手の肩を見ることでタイミングが取りやすくなります。グローブを見ると近すぎて反応できません。
まとめ
パーリングは払う防御テクニックです。
- 最小限の動きで払う - 大きく振らない
- タイミングを合わせる - 相手の肩を見る
- カウンターを打つ - 払って終わりでは意味がない
- ガードに戻す - 払った手をすぐ戻す




