野球のバッティングフォームやピッチングフォームをAIで分析できるアプリを徹底比較。無料で使えるものからプロ仕様まで、目的別におすすめを紹介します。
結論:野球フォーム分析アプリ、どれを選ぶべき?
結論から言うと、「AIによるフォーム分析と具体的な改善ドリル」を求めるならAIスポーツトレーナーが最適です。
その理由は3つ:
- バッティング・ピッチングの両方をAI解析 - スイング軌道、リリースポイントを可視化
- 改善ドリルを自動生成 - 課題発見で終わらず「何をすべきか」まで提示
- 無料で始められる - 高額なセンサーデバイス不要
検証のポイント
今回は人気の野球フォーム分析アプリ6本を、以下の5つの評価軸で徹底検証しました。
野球フォーム分析アプリの選び方
野球のフォーム分析アプリを選ぶ際に必ずチェックしておきたい5つのポイントをご紹介します。
① AI分析の精度をチェック!骨格検出と数値化ができるアプリがおすすめ
フォーム分析アプリの核となるのがAI分析の精度です。単に動画をスローで見るだけでなく、以下の機能があるかを確認しましょう。
- 骨格検出(ポーズ推定) - 肩・肘・腰・膝などの関節位置を自動でトラッキング
- 角度の数値化 - 肘の角度、体の回転角度などを具体的な数値で表示
- 軌道の可視化 - バットやボールの軌道をライン表示
「なんとなく良さそう」ではなく、具体的な数値で分かるアプリを選ぶことで、練習の成果を客観的に測定できます。
② 改善提案があるかが重要!課題発見だけで終わらないアプリを選ぼう
多くのアプリは「問題点の指摘」まではできますが、「どう直せばいいか」まで教えてくれるアプリは意外と少ないです。
- 改善ドリルの自動生成 - 課題に応じた練習メニューを提案
- 理想フォームとの比較 - プロ選手などの模範フォームと並べて表示
- 段階的な練習ステップ - 初心者から上級者まで対応
「分析して終わり」ではなく、次のアクションまで示してくれるアプリが上達への近道です。
③ センサー不要か確認!スマホだけで使えるアプリがおすすめ
フォーム分析アプリには大きく2種類あります。
| タイプ | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| スマホのみ | 手軽、無料で始められる | 精度はやや劣る場合も |
| 専用センサー必要 | 高精度なデータ取得 | 機器代が高額(3〜10万円) |
初心者や趣味レベルならスマホだけで使えるアプリで十分。チームや本格的な選手なら専用センサーの導入も検討しましょう。
④ 日本語対応は必須!英語アプリは操作に慣れが必要
海外製のアプリは高機能なものが多いですが、UIが英語のみの場合があります。
- 設定やフィードバックが英語だと、ニュアンスが伝わりにくい
- カスタマーサポートも英語対応のみの場合が多い
- 用語が分からず機能を使いこなせないケースも
特に小中学生が使う場合は、日本語対応のアプリを選ぶのがおすすめです。
⑤ 料金体系を確認!無料でどこまで使えるかが重要
アプリの料金体系は以下の3パターンが主流です。
| パターン | 特徴 |
|---|---|
| 完全無料 | 広告あり、機能制限あり |
| フリーミアム | 基本無料、高度な機能は有料 |
| 買い切り/サブスク | 全機能使えるが月額/年額が必要 |
無料で試せるアプリを選び、実際に使ってみてから有料プランを検討するのがおすすめです。
料金比較
各アプリの料金を詳しく比較しました。※2025年2月時点の情報です。
| アプリ名 | 評価 | 無料プラン | 月額 | 年額 | 必要機器 |
|---|---|---|---|---|---|
| AIスポーツトレーナー | ★4.2 | 無料版あり | ¥1,960 | ¥9,800 | スマホのみ |
| ForceSense | ★3.2 | 基本機能無料 | ¥500 | ¥5,000 | スマホのみ |
| アプリ名 | 評価 | 計測項目 | 必要機器 |
|---|---|---|---|
| Blast Motion | ★1.9 | スイングスピード、角度 | バットセンサー(別売) |
| Rapsodo | - | 球速、回転数、軌道 | 専用機器(約¥50,000〜) |
| アプリ名 | 評価 | 用途 | 無料プラン |
|---|---|---|---|
| TURNING POINT | ★3.4 | 少年野球向け動画教材 | 基本無料 |
| V1 Baseball | - | 手動でのフォーム比較 | トライアルあり |
- 年額プランは月額より約60%お得になるケースが多い
- センサー型は初期費用が高いが、月額課金なし
- 無料で試せるアプリで使用感を確かめてから課金がおすすめ
なぜ「動画分析」が野球上達に効果的なのか?
フォーム分析アプリを選ぶ前に、なぜ動画を使った分析が効果的なのかを理解しておきましょう。
科学的根拠:ビデオフィードバックの効果
スポーツ科学の分野では、**ビデオフィードバック(動画を見て自分の動きを確認すること)**が技術習得を加速させることが多くの研究で示されています。
- 自分の動きを「客観視」することで、無意識の癖に気づける
- コーチの言葉だけでは伝わりにくい「感覚」を視覚化できる
- 理想のフォーム(プロ選手など)と直接比較できる
- 練習前後の変化を記録し、成長を実感できる
特に野球のように瞬間的な動作(スイングは0.2秒、投球は0.5秒程度)では、自分の感覚と実際の動きにズレが生じやすく、動画での確認が非常に有効です。
なぜ「AI分析」がさらに効果的なのか
従来のビデオ分析は「撮影して見る」だけでしたが、AI技術の進歩により、以下が可能になりました:
- 骨格の自動検出 - 肩・肘・腰・膝などの位置を自動でトラッキング
- 角度・軌道の数値化 - 「なんとなく良い」ではなく、具体的な数値で評価
- 課題の自動特定 - AIが問題点を指摘してくれる
- 改善方法の提案 - 何をすべきかまで教えてくれる
これにより、コーチがいなくても、自分一人で効果的な練習ができるようになりました。
野球フォーム分析アプリ比較表
| アプリ名 | 料金 | AI分析 | 改善ドリル | 練習記録 | 日本語 | コスパ | 総合 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| AIスポーツトレーナー | 無料〜 | 4.0 | 4.5 | 4.0 | 5.0 | 4.0 | 4.2 |
| Blast Motion | 有料+センサー | 5.0 | 1.0 | 5.0 | 1.0 | 2.0 | 2.8 |
| Rapsodo | 高額機器 | 5.0 | 1.0 | 5.0 | 1.0 | 1.0 | 2.6 |
| ForceSense | 無料〜 | 4.0 | 3.0 | 4.0 | 5.0 | 4.0 | 4.0 |
| TURNING POINT | 無料〜 | 3.0 | 1.0 | 4.0 | 5.0 | 4.0 | 3.4 |
| V1 Baseball | 無料〜 | 3.0 | 1.0 | 3.0 | 1.0 | 3.0 | 2.2 |
各アプリ詳細レビュー
1. AIスポーツトレーナー(AI動画分析&ドリル提案)
スマホの動画だけでバッティング・ピッチングを解析。高価なセンサーやデバイスを買わなくても、プロレベルの分析が可能。日本語対応で操作も簡単。
主な機能:
- 動画を送るだけでスイング・投球フォームをAI解析
- フォームの良い点・改善点を具体的にアドバイス
- 改善ドリルを自動生成
- 練習記録・成長グラフ
- AIチャット相談 - 練習の悩みや技術的な質問にAIが回答
料金: 基本無料 / プレミアム機能は月額制
こんな人におすすめ:
- 高額なセンサーは買えないがフォーム分析したい人
- バッティングもピッチングも両方見てほしい人
- 日本語で使いたい人
AIスポーツトレーナーの技術的な仕組み
AIスポーツトレーナーは、AIを活用して、撮影した動画からフォームを分析します。
具体的には:
- 動画をAIが観察し、フォームの特徴を分析
- 良い点・改善すべき点をテキストでフィードバック
- 改善に向けた練習ドリルを自動生成
- 継続的な練習記録で成長を可視化
コーチの代わりに「何を意識すべきか」「どんな練習をすればいいか」が明確になります。
2. Blast Motion
特徴:
- MLBでも使用される本格センサー
- バットに装着してスイングデータを計測
- 詳細なメトリクス(スイング速度、アタックアングル等)
料金: センサー購入(約2万円〜)+ サブスクリプション
メリット:
- MLBでも採用される圧倒的な精度
- スイング速度、アタックアングル等を数値化
- データ蓄積による成長分析
デメリット:
- センサー購入が必要で高額
- ピッチングには非対応
- 英語のみのため操作に慣れが必要
向いている人: 予算があり、MLBレベルの詳細データが欲しい本格派
3. Rapsodo
特徴:
- 投球の回転数・軸を計測
- 打球の飛距離・速度を計測
- プロチームでも採用
料金: 機器購入(10万円〜)
メリット:
- プロチーム採用の分析精度
- 回転数・軸など投球の詳細データ
- 打球の飛距離・速度も計測可能
デメリット:
- 機器購入が非常に高額
- 個人利用にはハードルが高い
- 設置スペースが必要
向いている人: チーム・学校での導入、本格的な投手育成
4. ForceSense
特徴:
- AIを活用したモーション解析アプリ
- 打撃・投球の両方に対応
- 打球速度、スイング速度、球速をリアルタイム計測
- スイング軌跡の可視化、プロとの比較機能
料金: 基本無料 / 一部機能は有料
メリット:
- 日本語対応で使いやすい
- 打撃・投球両対応
- スマホだけで計測可能(センサー不要)
デメリット:
- 外部センサーとの連携なし
- センサー型より精度は劣る
向いている人: センサーなしで手軽に計測したい人
5. TURNING POINT
特徴:
- 野球指導者・選手向けのトレーニング動画サービス
- 骨格フレームやスイング軌道を動画に重ねて解析
- 2つの動画を同時再生して比較可能
- iPhone/Android両対応
料金: 基本無料
メリット:
- 日本語対応で使いやすい
- 2つの動画を同時再生で比較可能
- 骨格フレームやスイング軌道のオーバーレイ
デメリット:
- AIによる自動フィードバックは限定的
- 自分で比較・分析する必要がある
向いている人: コーチと一緒にフォームを確認したい人
6. V1 Baseball
特徴:
- 野球・ソフトボールのスイング・ピッチ分析アプリ
- HDでスイングをキャプチャ・レビュー
- 描画ツール、並列・重ね合わせ比較
- プロインストラクターの模範動画にアクセス可能
料金: 基本無料 / プレミアム機能あり
メリット:
- 多機能な分析ツール(描画、比較、スロー再生)
- プロインストラクターの模範動画にアクセス可能
- インストラクターにレッスン依頼可能
デメリット:
- 英語がメインで操作に慣れが必要
- AIによる自動フィードバックなし
- 自分で分析する必要がある
向いている人: 本格的な動画分析をしたい中〜上級者
目的別おすすめアプリ
コスト比較:アプリ vs コーチ vs センサー
フォーム改善の選択肢をコストの観点から比較してみましょう。
| 方法 | 初期費用 | 月額費用 | 年間コスト |
|---|---|---|---|
| AIスポーツトレーナー | 0円 | 0円〜980円 | 0円〜11,760円 |
| 個人レッスン(コーチ) | 0円 | 月4回×9,000円 | 約43万円 |
| Blast Motion | 約2万円 | 約1,500円 | 約3.8万円(初年度) |
| Rapsodo | 10〜30万円 | 0円 | 10〜30万円(初年度) |
AIスポーツトレーナーは、年間9,800円でコーチ1回分(約9,000円)とほぼ同等。しかも24時間いつでも何度でもフォーム分析ができます。もちろんコーチの指導には別の価値がありますが、日常の練習では圧倒的にコスパが高い選択肢です。
活用シナリオ:こんな使い方がおすすめ
シナリオ1:週末草野球プレイヤー
課題:最近バッティングの調子が悪い。でも何が悪いかわからない。
使い方:週末の試合前にティーバッティングを撮影 → AIで分析 → 「ヘッドが下がっている」と指摘 → 翌週までに素振りで修正
効果:自分では気づけない癖を発見。チームメイトに聞いても「よくわからない」と言われていた問題が解決。
シナリオ2:少年野球の保護者
課題:子どもの投球フォームが心配。肘を痛めないか不安。
使い方:キャッチボールを撮影 → AIで肘の角度をチェック → 「肘が下がりすぎ」の警告 → 正しいフォームのドリルを実践
効果:怪我予防につながる。コーチが見れない自主練でも安心。
シナリオ3:高校球児の自主練
課題:部活の練習だけでは物足りない。ライバルに差をつけたい。
使い方:毎日の素振りを撮影・記録 → 1週間ごとに成長グラフを確認 → モチベーション維持
効果:「やった気になっていた」練習が、数値で可視化されて効率UP。
FAQ:野球フォーム分析アプリに関するよくある質問
まとめ:野球フォーム分析アプリの選び方
野球フォーム分析アプリは、以下の基準で選ぶのがおすすめです:
- センサー有無 - 高額機器を買えるか、スマホだけで済ませたいか
- 対応範囲 - バッティングだけか、ピッチングも見れるか
- 日本語対応 - 継続して使えるか
- 分析の深さ - 課題発見だけか、改善方法まで提示してくれるか
- コスト - 長期的に使い続けられる価格か
これらを総合するとAIスポーツトレーナーがバランス最強です。まずは無料でダウンロードして、自分のフォームをAI診断してみてください。
📅 最終更新: 2026年2月 | 記事の内容は定期的に見直しています




