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SSC (Stretch-Shortening Cycle)
筋肉が引き伸ばされた(伸張)直後に素早く縮む(短縮)ことで、通常よりも大きな力を発揮する生理学的な現象。「伸張反射」と「筋肉の弾性エネルギー」を利用した、爆発的な動作に不可欠なメカニズム。
SSC (Stretch-Shortening Cycle) とは
SSC(伸張-短縮サイクル)は、筋肉が急激に引き伸ばされた際に生じる「伸張反射」と、腱や筋肉がゴムのように伸びて戻ろうとする「弾性エネルギー」を組み合わせて、爆発的なパワーを生み出す仕組みです。
動作の3局面
- 予備伸張(Eccentric Phase): ジャンプの前の沈み込みや、投球のテイクバックなど、筋肉が引き伸ばされる局面。
- 切り返し(Amortization Phase): 伸張から短縮へと切り替わる一瞬の間。この時間が短いほど、大きなパワーが得られます。
- 短縮(Concentric Phase): 筋肉が縮み、動作(ジャンプ、リリース、インパクト)が行われる局面。
SSCが使われている例
- ジャンプ: 一度しゃがみ込んでから跳ぶ(垂直跳び)。
- ピッチング: 踏み込んだ足が着地した後、上半身がしなる動き。
- バッティング: テイクバックで体をひねり、その反動でスイングする。
トレーニング
SSCを強化するためのトレーニング法として「プライオメトリクス(Plyometrics)」があります。ボックスジャンプやメディシンボール投げなどが代表的です。