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回内 (Pronation)
前腕を内側にひねる動作(手のひらが下、または外側を向く方向への回転)。投球のリリース直後に行うことで、肘への負担を減らし、変化球の回転をかけるためにも使われる。
回内(Pronation)とは
回内とは、前腕(肘から先)の回旋運動の一つです。 気をつけの姿勢から、手のひらを後ろに向ける動き、あるいは机に手を置いた状態で手のひらを下に向ける動きが「回内」です。
投球における回内
ボールをリリースした直後、投手は無意識に(あるいは意識的に)腕を強く回内させます。 手のひらが外側を向き、親指が下を向くようなフォロースルーになります。
1. 障害予防(プロネーション・ガード)
リリース時の強烈な衝撃から肘を守るために重要です。回内動作を行うことで、橈骨と尺骨がクロスし、肘関節の過伸展(伸びきってしまうこと)や衝突を防ぐクッションの役割を果たします。
2. 球種への影響
- ストレート: 綺麗なバックスピンをかけるために、リリース瞬間まで人差し指と中指で押し込み、その勢いで自然に回内します。
- シンカー・スクリュー・シュート: 意識的に強い回内を使うことで、独特の軌道と沈む変化を生み出します。
逆の動き:回外(Supination)
手のひらを上に向ける動き。カーブなどを投げる際に使われますが、過度な回外のままフォロースルーに入ると肘への負担が大きくなります。