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ヒップロック (Hip Lock)
骨盤(Hip)を特定のポジションで固定(Lock)する動作技術。走る、蹴る、投げる動作において、軸足側の骨盤を安定させることで、反対側の脚や上体の強い動きを支える土台となる。
ヒップロック(Hip Lock)とは
近年、スプリントやサッカー、投球動作の指導で注目されている概念です。 片足で着地または踏み込んだ瞬間、その軸足側のお尻の筋肉(中殿筋など)を一瞬で固め、骨盤が傾いたり潰れたりしないように水平(あるいは挙上)に保つ技術です。
なぜヒップロックが必要か?
1. エネルギーロスの防止
着地した瞬間に骨盤が外側に逃げたり、下がったり(トレンデレンブルグ徴候のような状態)すると、地面からの反力(GRF)が吸収されてしまい、次の一歩や動作に繋がりません。 ヒップロックで骨盤を壁のように固めることで、地面反力を逃さず推進力に変えることができます。
2. 反対側の動きの加速
軸足側の骨盤が安定することで、遊脚側(浮いている足)の骨盤を前方へ素早く回旋・引き上げることが可能になります。
- サッカーのキック: 軸足のヒップロックが効くことで、蹴り足のスイングスピードが上がります。
- ランニング: 接地瞬間のヒップロックにより、高い腰の位置をキープし、ストライドを伸ばせます。
習得のポイント
単なる筋力(お尻の筋肉)だけでなく、着地の瞬間にタイミングよく力を入れる神経系のコーディネーションが必要です。